◆SEIRIN◆ 第1回目 鍼の強度をご存知ですか?

はりと健康は仲がいい
セイリンの鍼灸鍼は世界中の人々の健康をサポートします
2020年7月号
いつもお世話になっております。セイリン株式会社です。
このメールマガジンでは、商品や市場情報はもちろん、今話題のトピックスやセミナー・イベントなどの開催案内をお届けいたします。

– 今月のコンテンツ –
  • 6つのこだわりとは?【1回目/全6回】
  • 限定公開中!美容鍼ポスター
  • SNS情報
 

6つのこだわりとは?

ご使用される鍼を選ぶとき、どのような選定条件を持って選びますか?

セイリンは、鍼灸鍼の製造メーカーとして国内にて一貫生産をしております。

すべての工程において、徹底した品質管理を行っております。

今回は、セイリンの強みでもある品質保証へのこだわりについて、6回に分けてお伝えします。

  • 第1回:鍼の強度
  • 第2回:均一な鍼先形状
  • 第3回:鍼の洗浄度
  • 第4回:自動検査による保証
  • 第5回:無菌性の保証
  • 第6回:出荷製品への責任

【第1回】鍼の強度

Made in japan と聞くと、なんとなく安心感を感じる方も多いですが、どんなに優れたステンレスワイヤー線材であっても、ごく稀ですが、素材の中には介在物(異種金属/酸化物)また、ヘゲ(線材加工での用語でワイヤーの表面が剥がれた状態)及びクラック(ひび割れ)が入っている場合があります。このステンレスワイヤー線材が「鍼の本体」となる部分です。

鍼にこのような状態があると、本来の使用用途を満たせないことはもとより、患者様の健康に影響を及ぼさないとも限りません。

そのため、セイリンでは独自の品質管理体制を構築し、徹底した管理の上皆様にご提供させていただいています。

1. 資材受入検査と直線加工後の品質検査(不具合品の流動防止)

まず、ワイヤーを製造するメーカーの成績表を基に、JIS規格内ステンレス線の成分比率・実線径・ワイヤーの引張(ひっぱり)強度、及びトルク(捻じり)測定検査をロット毎に実施し、合否判定します。

※引張強度とは?

ステンレスワイヤー以外の材料も対象になりますが、JIS規格では鍼体の素材に対する引張強度という強度規格が定められています。ワイヤーを引っ張ったときに切れてしまうことをを破断と言いますが、この単位面積当たりの強さを引張強度といいます。

2. 線材の表面検査の実施

人の目で確認できるキズや異物、また、ワイヤーを細く伸ばす伸線加工時の汚れがないことを確認します。人の目で大丈夫?と思われがちですが、人間の目の解像度は何万画素だと思いますか?

答えは「5億7600万画素」です。iPhoneやGalaxyの最新モデルが1200万画素、4Kテレビで800万画素、次世代テレビと呼ばれる8Kテレビでも3200万画素だとすると、すごくないですか?視野を最大限に広げた時の数値だそうですが、ほんの少しの色の変化や、細かなものを識別できるのが人の目です。

3. 直線加工後の検査を実施

実は本体となる鍼は、ロットごとリール巻きにされています。これを均一な直線に加工する作業が「匡正_きょうせい」です。(社内の工程名)

また、この直線加工後にも、上記の引張強度試験と、トルク(捻じり)測定検査をワイヤーのロット毎に実施します。

さらに、直線に加工する「匡正」では、破断強度管理もおこないます。

元々、リール巻きにされているステンレスワイヤー線材は、丸まってしまう巻き癖がついています。

ですが、皆さまのお手元に届くときはどうでしょうか?

きれいに直線へと生まれ変わっていると思います。この直線にする作業にはとても緻密で想像を超えるほどの狭い数値の中でつくられています。

■弾性領域(だんせいりょういき)

リールで巻かれているワイヤーを一生懸命伸ばしても、元の状態に戻ることができる領域のこと。

■塑性領域(そせいりょういき)

ワイヤーを伸ばそうとしたとき、元の状態に戻らず変形を生じる範囲のこと。

■減衰値(げんすいち)

ワイヤーに力を加え、線径が細くなる状態の値のこと。

匡正機にかけたときに、クラック(ひび割れ)で生じた破断

この、ステンレスワイヤー線材のメーカーがおこなう検査試験、受入れ後にセイリンがおこなう検査試験、さらには直線加工後に行う検査試験と、3段階の検査体制を行ったうえで「鍼の本体」が出来上がり、次への工程に進みます。

次回は、【第2回:均一な鍼先形状】です。どうぞお楽しみに。

 

限定公開中!美容鍼灸ポスター

SNSでもお知らせしておりますが、セイリンでは治療院様で活用いただけるように各種ポスターをご用意しております。サイト会員様限定で公開しておりましたが、7月末日までどなたでもご覧いただけますのでぜひご覧ください。

お問い合わせは、治療院様の地域担当エリアまでお願いいたします。

その他にも、鍼灸ポスターやパンプレット、カタログなどのご用意がございますので、サイト会員へのご登録もお待ちしております。

 

SNS情報

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