◆SEIRIN◆ 第4回目 自動検査による保証

はりと健康は仲がいい
セイリンの鍼灸鍼は世界中の人々の健康をサポートします
2020年10月号
いつもお世話になっております。セイリン株式会社です。
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6つのこだわりとは?

鍼を選ぶとき、どのような選定条件を持って選びますか?
セイリンは、鍼灸鍼の国内一貫生産を行っている製造メーカーです。
すべての工程において、徹底した品質管理をおこなっているセイリンでは、TQM(総合的品質管理)が不可欠と考えております。

TQM(=3つの質 「顧客の満足」、「社会の満足」、「働く人々の満足」)
の同時達成のため、セイリンが皆さまにお約束すること、そしてセイリンの強みでもある品質保証のこだわりについて、6回に分けてお伝えします。

  • 第1回:鍼の強度
  • 第2回:均一な鍼先形状
  • 第3回:鍼の洗浄度
  • 第4回:自動検査による保証
  • 第5回:無菌性の保証
  • 第6回:出荷製品への責任

【第4回】自動検査による保証

鍼先の加工、そして独自の洗浄フローを経た鍼はいよいよ組立の工程に移ります。
この「組立工程」により、皆さまのお手元に届けられるセイリン鍼の姿へとぐっと近づくこととなります。

1.作業の自動化

組立工程では、鍼体は素手で直接触れることなく自動組立機に供給され、”セイリン鍼”へと加工されます。

なぜ素手で直接触れることなく自動化を進めるのか。
鍼の清浄度を保つことに加え、流れ作業=同じ作業の繰り返しは人的・品質ミス(バラツキ)が起こる原因になりえるからです。
また、このことは次回お話しする「無菌性の保証」にも関わってきます。
    

自動組立・包装機すべての製造工程では、一定の製造条件に基づいて稼働した製品に、あらかじめ設定された基準による品質確認を行います。

このように、工程の自動化を取り入れることで、品質のバラツキを最小限に抑えた製品を造り出すことができるのです。

2.インサート射出成型

洗浄工程を終え、きれいになった鍼体。ここに「インサート射出成型」と呼ばれる技術を用いてプラスチック鍼柄を成型します。

初期の製品は、鍼柄と鍼体を接着剤で接着していました。
しかし鍼柄の中心に鍼体が保持されないことや、接着剤の落下不良により生じる塗布跡のふくらみが異物と間違えられるなどの点が問題視されていました。

特に、鍼柄の中心に鍼体が保持されていないと「刺したいところに的確に刺せない」、「狙いが定まらない」など、施術に影響を与える要因となります。

こうした問題点を解決へと導いたのが、Jタイプのセイリンオリジナル「インサート射出成型」です。
 

曲げ加工(鍼柄から鍼体が簡単に抜けないようにするための加工)を施した鍼体を成形金型内に固定し、その中に鍼柄となる熱で溶かした樹脂を高圧で直接流し込みます。

インサート射出成型により、接着剤での接着方法(初期製品)では実現できなかった「常に鍼柄の中心部に鍼体を固定すること」が可能となり、接着剤も不要、鍼の操作性も上がり、さらに使いやすい鍼となりました。

3.溶着と簡単に外せる技術

次に、鍼柄と鍼管を溶着する工程へ入ります。
1秒間に数万回という超音波振動により、樹脂を発熱させて溶着する技術が用いられています。
これはプラスチック同士を溶着して、外れないようにするためのものです。

病院でよく目にする点滴バッグ。
プラスチックフィルム同士がくっついて袋状になっていますよね。
実はここに、先述した溶着の技術が用いられているんです。

点滴バッグには液体が入っています。これが簡単に漏れてしまっては大変です。この溶着方法を用いて
ぴったり溶着することで、簡単には外れず、液体が漏れないようになるのです。            

※イラストはイメージです

タイトルにもある「簡単に外せる技術」を実現可能にするためには、使用前まで鍼管と鍼柄がしっかり固定され、使用時には簡単に外れなければなりません。

溶着が強すぎて施術前に外れなかったり、あるいは溶着が甘く、輸送中に外れてしまっては製品本来の品質を満たしていないことになります。

よって、本工程では外れるか外れないか、その微妙な技術のもと溶着をしています。これには適切な基準と条件の設定及び、管理が必要になります。

この複雑な工程により、鍼管から鍼柄の取り外しが簡単に、そしてよりスムーズに施術へ移ることができるようになりました。

話は少し逸れますが、鍼管と鍼柄をくっつける方法にはいくつか種類があるなかで、なぜセイリンが「溶着」を採用しているかご存じですか?

ズバリ、セイリンではディスポーザブル(使い捨て)鍼を製造しているからです。そのためには使用前のものと使用後のものとを、はっきり区別する必要があります。

​​​​​鍼管と鍼柄をくっつける方法のひとつに、鍼管と鍼柄をカチッとはめて固定するタイプがあります。このタイプは一度外した鍼を鍼管に戻すことができるのですが、これでは使用前なのか使用後なのか区別がつきません。

セイリン鍼のように鍼管と鍼柄を溶着している鍼なら、使用前のように元には戻らないため、使用前と使用後の鍼の区別が一目瞭然で分かります。

これを識別(それが何であるか分かること)と呼んでいます。

4.自動化による不良品の排除と包装

 

不良品を自動的に機械外へ排除するシステムを駆使し、品質の保証を徹底しています。  

鍼体の有無、曲がり等を1本1本確認します。    
 

鍼の有無、テープや剥離紙が所定位置にセットされているか、異物の有無をひとつひとつ全て確認します。
※パイオネックスも毫鍼と同様に確認作業を行っています。

その後“鍼”は包装機に自動供給され、包装されます。
ここまで、自動化を取り入れることの重要性、そして組立工程の一連の流れを解説してきました。どのようにして鍼が出来上がるのか、その工程を理解していただけたでしょうか。

洗浄工程、組立工程を経たセイリン鍼は、皆さまのお手元に届くまでこのようにして変化していきます。

次回は、「第5回:無菌性の保証」です。ぜひお楽しみに。

 

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