高血圧症と鍼灸治療

~高血圧の基礎知識とその技術を学ぶ~
詳細情報
日時 | 2019年08月25日(日)13:00~16:00 (受付12:30~) |
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会場 | 明治東洋医学院専門学校 〒564-0034 大阪府吹田市西御旅町7-53 |
参加費 | 一般5,000円 / 学生3,000円 |
定員 | 30名 |
講師 | 廣 正基 先生/明治国際医療大学はり・きゅう学講座 附属鍼灸センターセンター長 |
ご案内チラシ | 高血圧症と鍼灸治療 |
セミナー内容
生活習慣病のひとつである高血圧症患者は
4,300万人とも言われています。
高血圧症を主訴として来院する患者は少ないですが
高血圧症を有する患者と遭遇する可能性は高まっていると言えます。
今回、新たに高血圧治療ガイドライン2019(JSH2019)が
発表されました。
そこでは血圧の状態を正しく判断し適切な治療が推奨されています。
鍼灸臨床でも、ガイドラインを把握したうえで
患者への適切な対応が重要となります。
高血圧症病態、最新のガイドラインを紹介するとともに
鍼灸が血圧に及ぼす影響、鍼灸治療の役割を
実技を交えながら講義いたします。
※実技の際、学生の方は見学となります。
開催後のレポート
●セイリン担当者 大阪営業所所員より
この度、「高血圧症と鍼灸治療」と題しました
セミナーを開催させていただきました。
講師の廣先生は、これまでの高血圧症の
研究結果や臨床の現場でのお話し、
最新の高血圧治療ガイドラインについても
動画を交えながらわかりやすく
講義してくださいました。
血圧計を持っている治療院も少ない中、
実際に先生が使用している血圧計や
24時間計測可能の血圧計をご持参くださり、
参加者も体験。また、生活習慣の改善(減塩や運動)に
関しても患者様への具体的な提案方法を
お話し頂きました。
高血圧症には生活習慣の見直しが必須です。
そこには、鍼灸師だからこそできること、
寄り添えることが多くある、
というお話はとても印象に残りました。
実技も血圧を測りながら行うことで鍼治療、
鍼通電の効果を数値で実感することができました。
貴重な講義をいただきました廣先生、
御参加頂きました先生方、ありがとうございました。
●講師:廣 正基 先生より
「高血圧と鍼灸」について
お話しさせていただきました。
参加された先生方は熱心に受けていただきました。
今回のセミナーを通して、鍼灸臨床の中で、
主訴でなくても高血圧の存在の可能性があることを
意識していただき、患者さんの血圧の状態を把握し、
さらには生活習慣の修正に鍼灸治療を活かし、
生活習慣病予防の一端を担っていただければ幸いです。
●参加された受講者のみなさまより
(女性 無記名)
患者様へ生活習慣の見直しを提案していきたいです。
(男性 N・T)
血圧の意識を持つようになりました。
(女性 S・A)
とてもわかりやすく勉強になりました。
ありがとうございました。