緩和ケアにおいて鍼灸師ができること

基本情報
開催日 | 2019/11/10 |
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会場 | 大阪 |
詳細情報
日時 | 2019年11月10日(日)13:00~16:00 (受付/12:30開始) |
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会場 | セイリン㈱大阪営業所 セミナールーム 〒532-0003 大阪府大阪市淀川区宮原3-5-24新大阪第一生命ビル 12階 |
対象 | 鍼灸師、医師、学生 |
参加費 | 一般/5,000円 学生/3,000円 大阪府鍼灸師会・鍼灸マッサージ師会/4,000円 |
定員 | 20名 |
講師 | 福田 文彦 先生 / 明治東洋医学院専門学校鍼灸学科長 |
ご案内チラシ | 緩和ケアにおいて鍼灸師ができること |
セミナー内容
【 講義 】
緩和ケアの概念とステージ毎の患者、 患者家族の心理における鍼灸の役割と目的。
終末期の患者に対して”ゆりかごから墓場まで”
【 実技 】
薬の副作用(吐き気、便秘、倦怠感、痛み) に対する鍼治療。
患者とのコミュニケーションのロールプレイング。
支持療法とは・・・
危篤な患者や生命を脅かす疾患のある 患者の生活の質(QOL)を改善するためにおこなわれるケア。
また、その疾患の治療で出てくる副作用を軽減させるためにおこなわれるもの。
開催後のレポート
●セイリン担当者大阪営業所所員より
11月10日、「緩和ケアにおいて鍼灸師が出来ること
患者とその家族へのサポート~支持療法~」と題しました
セミナーを開催いたしました。
講師の福田先生からは、
「鍼灸は身体感覚コミュニケーションである。
触る、ということが重要である。
鍼灸師なら会話が出来なくてもコミュニケーションを
取ることが出来る。」というお話があり、
今後の鍼灸師という職業の可能性を再認識させて頂きました。
受講者の方々も熱心に聞き入り、
満足度の高いセミナーとなりました。
快く講師を引き受けてくださった福田先生、また、
当日会場へ足を運んでくださった受講生の方々、
ありがとうございました。
緩和ケアのセミナー始まりました。満員御礼です
●講師:福田 文彦 先生より
学生からベテラン鍼灸師 、看護師の資格を有している鍼灸師、
担がん状態である鍼灸師など様々な先生方に
ご参加いただきありがとうございました。
どの先生方も緩和医療における鍼灸治療に
強い関心や実践をされている先生ばかりで
小生のセミナーが参考になれば幸いです。
セミナーでは、話しましたが緩和医療に特異的な
鍼灸治療はないので患者の問題点を見つけながら
チーム医療の視点で鍼灸治療を行っていただければ、
多くの患者様のQOLは高まると考えます。
患者様に触れることがなにより重要と繰り返しお話される福田先生
ピコリナを使って化学療法による末梢神経障害に対して通電します
●参加された受講者のみなさまより
(K.K 女性)
まだまだ情報の少ない鍼灸を緩和ケアの領域において
長年研究、実践治療されている福田先生のお話が伺えて
大変勉強になりました。
(H.A 女性)
がんに対する基本的な考え方や患者の精神面、
家族のケア、鍼灸師自身の受け止め方など
知りたい以上のことを学ばさせて頂きました。
がん患者さんの心理が痛いほど分り、
先生の教えてくださったことが心に響きました。
ありがとうございました。
(T.Y 女性)
終末期の訪問鍼灸の勉強になりました。
社会と患者様の傾向に合わせてこのような
セミナーがあることに感謝します。